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旧中埜家住宅
きゅうなかのけじゅうたく
愛知県半田市天王町1−30


 旧中埜家住宅は、中埜家第10代の中埜半六が建てた明治時代末期の洋風建築です。明治44年(1911)、半六は夏目漱石の義弟で建築家の鈴木禎次に設計を依頼しました。それはドイツの山荘を模したハーフティンバー様式の洋風の建物でした。
 英国帰りの半六には、半田運河沿いに本宅がありましたが、小高い丘の上に理想の別荘を建てたのです。戦後は半六の設立した洋裁の専門学校・桐華学園の本館となり、昭和63年(1988)まで使用されました。財団法人桐華学園が建物を所有していましたが、平成24年(2012)に半田市へ譲渡しています。


旧中埜家住宅(国重文)
 旧中埜家住宅は木造、2階建、スレート葺きで、建築面積229平方mの建物です。明治44年(1911)に建てられています。1階は大壁造りで、腰壁部には多数の割石をはめ込んでいます。2階は柱や梁などの構造材をそのまま化粧材として外部に出しているハーフティンバー様式で仕上げています。昭和51年(1976)に国の重要文化財に指定されています。
旧中埜家住宅


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