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愛知の旅          稲沢市

長光寺
ちょうこうじ
愛知県稲沢市六角堂東町3−2−8
Tel 0587-32-3971


 興化山長光寺は臨済宗妙心寺派のお寺です。仁寿元年(851年)陸奥国守であった小野篁(おののたかむら)が都より下る途中、この辺りに地蔵尊像を安置したのが始まりと伝えられています。小野篁は閻魔大王に仕えたといわれた人物です。
 応保元年(1161)、尾張守の平頼盛が地蔵尊に病気平癒の祈願を行い、念願成就し快癒したことから六角堂が造営され寺観が整いました。延元3年(1336)には足利尊氏が太刀を奉納し戦勝祈願を行い、勝利した事から六角堂を祈願所に定め、山門などを奉納し堂宇を再建しています。
 明応8年(1499)、臨済宗に改宗し、現在の寺号である長光寺に改めています。織田信長は度々長光寺を訪れ、六角堂で後に清洲城城代となる埴原常安と出会っています。地蔵堂は国指定重要文化財で、境内奥には、信長が愛飲したという臥松水と呼ばれる井戸があります。


長光寺地蔵堂(国重文)
 長光寺の地蔵堂は応保元年(1161)に平頼盛が造営したといわれています。現在の建物は露盤の銘から室町後期の永正7年(1510)の建築とみられています。単層、とち葺き形の銅板葺きの、六角円堂です。北壁に須弥壇をおき、鉄地蔵尊を安置しています。明治39年(1906)に国の重要文化財に指定されています。
長光寺地蔵堂

長光寺山門
 長光寺の山門は江戸時代後期の天明8年(1788)に建てられた楼門です。三間一戸、入母屋造り、本瓦葺きの、八脚楼門です。外壁は真壁造り板張りです。上層部に高欄が付き、下層部の左右に仁王像を安置しています。稲沢市の有形文化財に指定されています。
長光寺山門


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