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明治村幸田露伴住宅 蝸牛庵
めいじむらこうだろはんじゅうたく かぎゅうあん
愛知県犬山市大字内山1 明治村
旧所在地 東京都墨田区東向島


 明治村幸田露伴住宅「蝸牛庵」は明治初年、隅田川のほとりに豪商の寮として建てられた建物です。その後、甲州屋雨宮家の持ち家であったものを、幸田露伴が明治30年(1897)から10年間借りています。露伴は「かたつむりの家(蝸牛庵)」と呼び、やどかりのように幾度となく住まいを変えています。
 露伴は坪内逍遥の「小説神髄」に触発され、明治20年(1887)、21歳の時、電信技手をやめました。翌年発表した処女作「禅天魔」が尾崎紅葉の目にとまり文筆の世界に入りました。「風流仏」「対髑髏」「五重塔」などを次々に発表し、紅葉とともに紅露時代として一世を風靡しました。
 蝸牛庵は建築面積120平方mで、木造平屋一部2階建、寄棟造り、桟瓦葺きの建物です。外壁は押縁下見で、玄関、台所、6畳2室の主体部に小さく2階を載せ、10畳座敷部を接続しています。中流住宅の当時を伝える建物で、平成15年(2003)に国の登録文化財に指定されています。


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