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愛知の旅           犬山市

寂光院
じゃっこういん
愛知県犬山市継鹿尾杉ノ段12
Tel 0568-61-0035


 寂光院は真言宗智山派のお寺で、正式には継鹿尾山(つがおさん)八葉蓮台寺(はちょうれんだいじ)寂光院といいます。創建は古く白雉(はくち)5年(654)で、尾張最古の厄除けの千手観音霊場(尾張三十三観音霊場の20番札所)です。
 境内地は10万坪の広さを誇り、四季折々の美しさは県下屈指といわれ、特に春の山桜・秋の紅葉が見事で「もみじでら」とも呼ばれています。本堂の脇にある展望台からは犬山城、小牧城、名古屋市街が見渡せます。
 奈良元興寺の道昭和尚が白雉5年(654)、孝徳天皇の勅願により寂光院の七堂伽藍を建立したといわれています。道昭和尚は入唐僧で、三蔵法師玄奘より法相(ほっそう)教学を学びました。当時、寂光院も法相宗の学問寺として「尾張に継鹿尾山あり」と謳われました。
 永禄8年(1565)、織田信長が柴田勝家を伴って参詣し、寂光院を清州城の鬼門鎮護の寺と定め、黒印50石、山林50町歩(15万坪)を寄進しました。この時から真言宗の寺となりました。
 寂光院の本堂・随求堂・山門・弁天堂は国登録文化財に指定されています。また、本尊千手観音二十八部衆画像・開山道昭画像・中興織田信長公画像・継鹿尾山図(吉田初三郎作・鳥瞰図は犬山市の文化財に指定されています。


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