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愛知の旅           北名古屋市

高田寺
こうでんじ
愛知県北名古屋市高田寺383
Tel 0568-21-0887


 醫王山高田寺は天台宗のお寺で、名古屋空港の西側に位置しています。寺伝によれば、元正天皇の養老4年(720)に行基により創建されたといわれています。大同年間(806-810)に最澄が訪れた時、天台宗となり、高田寺と寺号を変えています。
 室町時代の最盛期には末寺が16寺を擁し、創建以来、七堂伽藍12坊の大寺であったようです。寛永年間(1624-1644)には明正天皇の眼病平癒の祈願が行われ勅願寺となっています。念願成就し、塔頭の実相坊円忠大コが薬函を賜っています。
 高田寺の本堂と、本尊の木造薬師如来坐像は国の重要文化財に指定されています。神仏習合で境内に隣接して建てられている白山社本殿は室町時代後期の建物で、木造大黒天立像とともに愛知県指定文化財です。十二神将像は北名古屋市指定文化財で、高田寺で修行したという円空上人の4体の円空仏も残されています。


高田寺本堂(国重文)
 高田寺の本堂は間口5間、奥行5間、単層、入母屋造り、檜皮葺きの建物です。鎌倉時代末期から室町時代初期(1393-1466)に建てられたと推定されています。内部には間口1間、入母屋造り、こけら葺きの厨子が安置されています。
高田寺本堂
 中世密教本堂を踏襲し、軒は二軒繁垂木(ふたのきしげだるき)、柱は全て円柱、長押を使わずに貫で固めています。外陣内には柱を立てず、内陣正面の柱から外陣正面の柱へ虹梁(こうりょう)を渡す梁組を見せています。大正9年(1920)に厨子・護摩札を含め国の重要文化財に指定されています。
高田寺本堂


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