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愛知の旅
名古屋市東区
徳川園
とくがわえん
愛知県名古屋市東区徳川町1001
Tel 052-935-8988 徳川園管理事務所
徳川園は平成17年(2005)に築造された龍仙湖を中心とした池泉廻遊式の大名庭園です。もとは尾張藩2代藩主・徳川光友の隠居所の大曽根御屋敷跡地でした。敷地は約1万3000坪で、隣には徳川美術館、名古屋市蓬左文庫があります。
光友は元禄8年(1695)に自ら造営した隠居所である大曽根屋敷に移り住みました。当時の敷地は約13万坪(約44ヘクタール)という広大さで、庭園内の泉水には16挺立の舟を浮かべたそうです。
光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊の3家に譲られましたが、明治22年(1889)に返上され尾張徳川家の邸宅となりました。昭和6年(1931)、19代徳川義親から別邸建物と庭園7000坪を名古屋市に寄付され、翌年、徳川園として公開されました。
空襲により表門を残し焼失し、戦後、葵公園と名前を変え、野球場、プール、結婚式場、東図書館などになりました。その後、武家文化の拠点として整備され、徳川園が完成しました。園内には龍門の瀧が再現されています。尾張藩江戸下屋敷戸山荘跡から発掘された龍門の瀧の遺構を移設したものです。
龍門の瀧
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