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愛知の旅           岡崎市

岡崎市郷土館
おかざきしきょうどかん
(旧額田郡公会堂及び物産陳列所)
きゅうぬかたぐんこうかいどうおよびぶっさんちんれつじょ
愛知県岡崎市朝日町3丁目36ー1
Tel 0564-23-1039


 岡崎市郷土館は昭和44年(1969)にオープンしました。岡崎市と周辺地域の資料が、収集・展示されています。郷土館本館の建物は、大正2年(1913)に額田郡(ぬかたぐん)公会堂として建てられ、大正5年(1916)、市制施行により岡崎市の中央公会堂となりました。
 収蔵庫として使用されている本館裏手の建物は、額田郡物産陳列所として本館と同時期に建築されたもので、2つの建物が一組で現存する数少ない例として貴重で、平成11年(1999)に国の重要文化財に指定されています。
 設計監督者は、鳥取県工手として明治40年(1907)に国の重要文化財の仁風閣を手がけた愛知県土木技手、吉田榮蔵です。日本独自の建築手法に、洋風建築への過渡期の表れと洋風意匠の多様性を示した遺構として注目されています。
 本館は北を正面とする木造平屋建て、桟瓦葺きの建物です。主屋部分は、旧講堂を中心に、前面中央に玄関、東西両翼に控え室を配置しています。正面ポーチ上の手すり飾りや半円形の切妻(きりづま)が施された彫刻、天井四隅の紋様に当時の洋風様式を取り入れています。
 収蔵庫(旧物産陳列所)は、木造平屋建て、桟瓦葺きの建物です。正面両翼をわずかに突き出したコの字型の平面です。屋根は切妻造りで、屋根妻面の軒を大きく持ち出し、妻壁を半円アーチと持送りで飾っています。四つ葉のクローバー型の花窓が特徴です。


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