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愛知の旅           岡崎市

信光明寺
しんこうみょうじ
愛知県岡崎市岩津町字東山47
0564-45-2100


 岩津山信光明寺は浄土宗のお寺です。宝徳3年(1451)、岩津城主・松平氏3代信光が祖父・親氏、父・泰親の菩提をとむらうために、音蓮社釈誉上人を開山として創建しました。信光の名をとり信光明寺と名付けられました。
 約6000平方mの境内には本堂、観音堂、開山堂、大方丈、三門、中門などが建っています。江戸時代には寺領28石を受け、大樹寺、高月院とともに「三河の三ヶ寺」と称されました。
 往時壮麗を誇った堂宇は、観音堂を除いて、天正年間中(1573-1592)、武田信玄率いる伊勢新九郎(のちの北条早雲)の兵火により灰燼に帰しました。
 観音堂は、桁行3間、梁間3間、単層、入母屋造り、こけら葺きで、文明10年(1478)に建立された、浄土宗最古の観音堂です。周囲を石で畳んだ土壇上に立ち、土間床となっています。中国から禅宗が伝来すると同時に日本に輸入された禅宗仏殿という建築様式で造られています。
信光明寺観音堂
 正面中央間を入口とし桟唐土(さんからど)をとりつけ、両脇間に花頭窓(かとうまど)を設け、斗組(ますぐみ)は二手先詰組、軒は二軒扇垂木で、軒先のそりの深さは他では見られないほどです。明治37年(1904)、国の重要文化財に指定されています。
信光明寺観音堂


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