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愛知の旅           岡崎市

天恩寺
てんおんじ
愛知県岡崎市片寄町山下33
Tel 0564-82-2433


 天恩寺は臨済宗妙心寺派のお寺で、岡崎市の中心街から15km程東にある旧額田町に建てられています。名匠安阿弥作の本尊、延命地蔵菩薩が祀られる三河地方の中心的な名刹です。
 建武2年(1335)、矢作川の戦いに敗れた足利尊氏が、この額田の地に退き、延命地蔵に「明日の戦に勝利を得せしめ給えば必ず報恩のためこの地に一寺を建立し奉る」と戦勝祈願をしました。そして願いが叶い翌日の戦に大勝し、将軍となり室町幕府を開くことができました。
 しかし、尊氏が生きているうちに寺を建立することができませんでした。遺言により、室町幕府3代将軍足利義満が、貞治元年(1362)に天恩寺を創建し、寂質元光(じゃくしつげんこう)上人を開山としました。
 15世紀には松平氏と奥平氏の抗争に巻き込まれ、戦国の騒乱で荒廃します。天正19年(1591)長篠城主・奥平信昌によって中興され、江戸時代には79石の寺領を持ち、この地方の中心的な寺院として栄えました。
 天恩寺の山門は日本最古の薬医門で国の重要文化財に指定されています。桁行1間、切妻造り、こけら葺きで、仏殿よりやや遅い室町期の建立といわれています。本柱の内側に2本の控柱が建つ複雑な構造になっています。
天恩寺山門
 天恩寺の仏殿は地蔵堂ともいわれ、室町初期の代表的建築物です。桁行3間、梁間3間、1重、入母屋造り、檜皮葺きで、創建された貞治元年(1362)の建立で、明治40年(1907)に山門とともに国の重要文化財に指定されています。
天恩寺仏殿
 方3間の唐様仏殿は内外とも素木造りです。唐様の須弥壇は高欄親柱、軒下の斗束(とつか)など他に類のない変わった手法をとっています。脇壇も上の葵形、彫刻など室町初期を代表する秀作です。
天恩寺仏殿
 天恩寺には天然記念物に指定されている「見返りの大杉」があります。家康が長篠合戦出陣の際、天恩寺で休息中、武田方の刺客に襲われました。仏殿本尊の延命地蔵の霊感で危うく難を逃れることができ、家康は地蔵菩薩に感謝し、馬上から何度も杉の木を見返りつつ戦場へ向かったそうです。
天恩寺見返りの大杉


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