あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置

愛知の旅           東海市

観福寺
かんぷくじ
愛知県東海市大田町天神下ノ上5
Tel 0562-32-1846


 雨尾山観福寺は天台宗のお寺で、知多四国八十八ヶ所霊場第82番札所です。南知多の岩屋寺、常滑の高讃寺と並び、知多半島三山の一つです。寺伝によれば大宝2年(702)、行基の建立といわれ、その後衰退して宝徳2年(1450)に慶山によって復興されたそうです。
 江戸時代に入り、尾張徳川家の帰依を得て中興されました。本堂は、寛文5年(1665)に尾張藩主徳川光友によって再建されたものです。国指定重要文化財の本堂内宮殿をはじめ、県指定の本堂、東海市指定の本尊、涅槃図、曼荼羅図などがあります。


観福寺本堂
 観福寺の本堂は間口5間、奥行5間、単層、入母屋造り、本瓦葺きで、正面に1間の向拝を付けています。寛文5年(1665)に尾張2代藩主徳川光友の前後3年にわたる造営によって完成しました。近世密教寺院本堂を代表する遺構で、愛知県の有形文化財に指定されています。
観福寺本堂

観福寺本堂内宮殿(国重文)
 観福寺本堂の中にある宮殿(くうでん)は本尊の十一面観音菩薩を安置し、須弥壇下に井桁に組まれた土居盤上にすえられています。間口1間、奥行1間、単層、入母屋造り、妻入、こけら葺きで、鎌倉時代前期の宝治2年(1248)に造られています。昭和59年(1984)に国の重要文化財に指定されています。
観福寺本堂


愛知県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送