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愛知の旅          豊川市

八幡宮
はちまんぐう
愛知県豊川市八幡町本郷16
Tel 0533-88-3723


 八幡宮は白鳳年間(650-685)に三河国の一国一社の八幡宮、いわゆる国府八幡宮として、宇佐八幡宮より勧請したと伝えられています。三河国分寺の鎮護の神社として崇敬され、三河国内の神名帳の筆頭に掲げられていました。
 第一殿が応神天皇(誉田別尊)、第二殿が天照大神の三姫神(多岐津比売命・多紀理比売命・市杵島比売命の宗像三女神)、第三殿が神功皇后(息長帯比売命)を祭神として祀っています。
 源頼朝はこの八幡宮に建久4年(1193)、社領1千町歩を寄進し、駿河国の守護であった今川家からは篤く庇護されました。往時は本宮を中心に境内四辺に摂社、末社、神宮寺を配し、現在の10倍という社域を有し、1500石の社領を有したそうです。
 慶長7年(1602)、徳川家康は社領150石の朱印状を下し、明治維新まで安堵させました。明治4年(1871)に郷社、同13年(1880)に県社に列しています。国指定重要文化財の本殿を中心に六所神社、稲荷神社、天満天神、高良社、磯良社、一品社、諏訪社、若宮社、住吉三社があります。


八幡宮本殿(国重文)
 八幡宮本殿は、室町時代後期の文明9年(1477)頃に建立されたものです。檜皮葺きの三間社流造りで、正面は菱格子組の引戸、柱の上には出三斗(でみつど)を組んでいます。欄間には花鳥などが刻まれ、七宝繋文の透し彫りがつないでいます。
八幡宮本殿
 流れるような屋根の曲線、破風に付けられた連続波形彫刻や懸魚、虹梁上の太瓶束など室町期の神社建築の特徴をよく表しています。本殿は明治40年(1907)に国の重要文化財に指定されています。
八幡宮本殿


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