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福井の旅
永平寺町
吉峰寺
きっぽうじ
福井県永平寺町吉峰35−2
Tel 0776-64-2536
吉峰寺は道元禅師が永平寺を開く前の年に掛錫(かしゃく)されたお寺です。つまり僧堂に入ることを許された寺だったのです。吉峰寺は吉峰古寺とか吉嶺寺ともいわれていたそうです。
山深く駐車場からの参道も険しく九十九折りで山へ登ります。元旦にお参りする人が多いようですが想像できないくらい厳しいところです。道元が書いた正法眼蔵の梅華の巻にも「深雪三尺大地漫々」と記しているように昔も雪の深いところだったようです。
道元は正治2年(1200)に京都で生まれ、貞応2年(1223)宋に渡り、天童山景徳寺において如浄禅師のもとで悟りを開きました。安貞元年(1227)に帰国後、京都深草興聖寺で曹洞宗の弘布に努めました。
寛元元年(1243)越前志比庄地頭の波多野義重に薦められてこの吉峰寺にきたのです。この寺は白山信仰に関連する天台寺院で道元はここでひと冬を過ごしました。翌年永平寺の前身である大佛寺に移錫するまでの間に、正法眼蔵の多くの巻を示衆しました。
吉峰寺はその後荒廃したそうです。明治36年(1903)田中佛心和尚が霊跡を振興し諸堂を再建し今に至っているそうです。
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