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福井の旅と歴史
福井の旅    三方上中郡若狭町

三方石観世音
みかたいしかんぜおん
福井県三方上中郡若狭町三方
Tel 0770-45-0017


 三方石観音は、北陸33所観音巡礼霊場第7番札所です。今からおよそ1200年前、弘法大師が作ったとされています。弘法大師が若狭遍歴の途中この地に立ち寄って一夜のうちに石観音を、大きな岩に彫り込みました。朝を告げる鶏の声を聞いて右手首から先は未完成のまま慌てて下山したと伝えられています。
 右手首から先が完成していないので「片手観音」と呼ばれています。「手足の病にきく」という言い伝えにより昔より大勢の参拝者でにぎわっています。
 祈願者は木で作られた手や足(御手足型)を本堂で借受けて持ち帰って、朝夕患部を「南無大慈大悲石観世音菩薩」と唱名を唱えながら軽くさすって病気の回復を祈願します。
 そうすることによって病気が治るということです。快癒したあとで借受けた御手足型をお返しするのです。
 その際に更に新しい御手足型を一本添えて奉納する習慣になっているそうです。そのようにして奉納された御手足型が御手足堂に山となってつまれていきました。
 現在では返納時に400円を支払うことにより観世音事務所が代理として御手足型を奉納してくれます。本尊のご開帳は33年に1度で、ふだんは見る事はできません。


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