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福井の旅と歴史
福井の旅    小浜市

若狭彦神社
わかさひこじんじゃ
福井県小浜市龍前28−7
Tel 0770-56-1116


 延喜式に記録されている若狭比古神社二座が若狭彦神社(上社)にあたります。若狭姫神社(下社)と併せて若狭彦神社といい、若狭一の宮とされる一国鎮守の大社となっています。
  上社である若狭彦神社は、和銅7年(714)9月10日、遠敷郡下根来村白石に創建されました。元正天皇の霊亀元年(715)9月10日、現在地へ遷座されたということです。
  若狭彦神社の祭神は、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)です。神話に出ている山幸彦なのです。
 参道をはさみ厳然とそびえたつこの2本の大杉は若狭姫神社の二のの鳥居と考えられています。このように近くに相並び立つ杉は夫婦杉ともいわれています。
 歴代朝廷や武家の崇敬も篤く、後一条天皇・浅野長政・酒井忠勝等の奉幣・寄進記録も残っているそうです。
 「若狭国鎮守神人絵系図」には、明神鳥居を前方に三間一戸の楼門とその左右に起る板敷回廊が三間社流造の本殿を四周する各丹塗の壮麗な社殿景観を画きと書かれていたそうです。
 本殿は文化10年(1813)造営されたそうです。正面、側面、向拝が3間の三間社流造桧皮葺(ひわだぶき)です。素木造で組物はすべて大斗船肘木、妻飾は二重虹梁、豕扠首式です。
 この本殿は、大棟を梁間の真中におくため、比較的前方屋根の出が短く、勢い破風の反も緩かです。
 神門(中門)は天保元年(1830)造営です。四脚門形式の切妻造りで桧皮葺です。素木造のとても閑雅な四脚門です。
 随神門は江戸時代後期の造営です。八脚門形式の入母屋造りで桧皮葺です。素木造、桁行三間、梁間二間の清雅な八脚門になっています。
 正側面と、中柱で区画する前面一間を、床高の随神座とし、広い中央の通路を挾んで、随神像が、左右に正対する珍しい形式で鎮座しています。


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