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岐阜の旅と歴史
岐阜の旅           下呂市

十六館
(旧十六銀行益田支店)
岐阜県下呂市萩原町萩原1359−1


 十六館は旧十六銀行益田支店の建物です。JR飛騨萩原駅の西側、十六銀行益田支店の斜め向かいに建っています。明治44年(1911)に建てられたRC造りの平屋です。もともとは木造土蔵造りの建物でしたが、現在はRC造りに改築され、十六館としてギャラリーなどとして再生活用されています。
 玄関部分は改変されていますが、漆喰塗りの外壁やアーチ窓の意匠など外観は当時の姿をよくとどめています。十六銀行は単独で存続する銀行としては日本最古の銀行です。渋沢栄一率いる第一銀行(当時は第一国立銀行)の指導の下、明治10年(1877)に第十六国立銀行として開設されました。
 同時期に設立された国立銀行は在郷士族による出資が多かったのですが、第十六国立銀行は平民の出資94.4%で設立されたそうです。以後、明治29年(1896)に株式会社十六銀行となり、明治・大正・昭和期において岐阜県下大小19の金融機関を吸収合併して今日に至っています。


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