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岐阜の旅と歴史
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円徳寺
えんとくじ
岐阜県岐阜市神田町6ー24
Tel 058-265-3575


 円徳寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、織田氏ゆかりの寺として知られています。寿永2年(1183)、比叡山の寂円が一宇を建立、法泉寺と称したのが始まりと伝えられています。2世の寂世が親鸞聖人に帰依し、浄土真宗に改宗、寺号も常泉坊としました。
 永禄10年(1567)、織田信長が稲葉山城の斎藤龍興を破り、岐阜城主になると土地を寄進されて現在地に移りました。そして、その門前に楽市が開かれました。円徳寺に残る楽市楽座の制札は最古のもので、国の重要文化財に指定されています。
 関ヶ原合戦の際、岐阜城主であった織田秀信(織田信長の嫡孫、信忠の嫡男・幼名は三法師)が西軍に組したため、池田輝政・福島正則から猛攻を受け岐阜城は陥落しました。秀信は切腹しようとしましたが輝政の説得で円徳寺で剃髪し、高野山に送られたそうです。

円徳寺梵鐘(市重文)
 円徳寺には織田信長から永禄7年(1564)に寄進されたという梵鐘が吊り下げられています。銀箔押烏帽子形兜、本願寺顕如消息(書跡)、伝織田塚改葬地とともに岐阜市の重要文化財に指定されています。また、織田信長、池田輝政より出された楽市の制札は国の重要文化財に指定されています。
円徳寺梵鐘


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