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岐阜の旅と歴史
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美江寺観音
みえじかんのん
岐阜県岐阜市美江寺町2ー3
Tel 058-262-6793


 大日山美江寺は天台宗のお寺です。本尊の十一面観音像は伊賀国名張郡にあった伊賀寺にあったものです。長良川が度々氾濫を起こすので、本尊を美濃国本巣郡十六条(現在の岐阜県瑞穂市美江寺)に移したところ氾濫が治まったそうです。
 養老7年(723)、元正天皇が養老の滝に行幸の際、勅命により七堂伽藍を建立、美江寺と称し、この十一面観音像を本尊として安置したのが始まりといわれています。美濃の守護職の土岐家により庇護され、元徳2年(1330)には土岐頼貞が寺領の寄進を行い、永正3年(1506)には土岐成頼が改修しています。
 天文10年(1541)、斉藤道三が稲葉山城を築いた際、美江寺は現在地に移され、裏鬼門鎮護のお寺として織田信長や織田信孝などに崇敬・庇護され、慶長15年(1610)には徳川家康によって寺領10石を安堵されています。

十一面観世音菩薩像(国重文)
 十一面観世音菩薩像は像高176cmで奈良時代後期に造られたもので、岐阜県最古の仏像の1つです。脱活乾漆造り(乾漆仏)の十一面観音像としては唯一のもので、大正3年(1914)に国の重要文化財に指定されています。
十一面観世音菩薩像


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