あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
岐阜の旅と歴史
岐阜の旅           飛騨市古川町

飛騨古川の町並み
ひだふるかわのまちなみ
岐阜県飛騨市古川町
Tel 0577-73-3511 飛騨古川まつり会館


 飛騨古川の町並みは、東西の壱之町、弐之町、三之町というあたりが中心となります。高山市から北に15km、飛騨古川は高山と同様、江戸時代に天領となりました。伝統ある城下町には、出格子の商家や白壁の土蔵が続き、鯉が泳ぐ落ち着いた所です。
 戦国時代に越前大野の城主であった金森長近は豊臣秀吉の命で飛騨を治めていた三木自綱を攻め滅ぼしました。天正13年(1585)、秀吉から飛騨の平定の功により、飛騨の国を得ました。その後、狭い古川盆地から、高山に移り、高山城を築きました。
 長近は古川も重視し増島城を築き、息子の可重に治めさせました。碁盤目状の町割りになり、京都の町並みを真似た町づくりを行いました。江戸時代、一国一城令で、増島城は取り壊わされましたが、経済的に発展し現在も古い町並みが残り当時の繁栄が偲ばれます。
 壱之町、弐之町などの、本光寺参道へと続く通り沿いには、造り酒屋をはじめ和ろうそくの老舗や、切り絵工房、伝統工芸・一位一刀彫の工房、美術館など商家の古い町並みが続きます。

 三嶋和ろうそく店は明和年間(1764-1772)創業の老舗です。全国でも希少な手作り和ろうそくの店で日本一大きな和ろうそくも展示しています。NHK連続テレビ小説「さくら」の舞台となりました。
三嶋和ろうそく店
 蓬莱の渡辺酒造店と白真弓の蒲酒造場の2つの酒屋が並んでいます。造り酒屋の入口の上に掛かる大きな杉玉は、新酒ができると新緑の杉玉に取り替えられます。良い酒は良質の水と米そして温度管理といわれています、古川の風土はすべてを満たしているといわれています。
渡辺酒造店
 起し太鼓で有名な飛騨古川祭をいつでも体験できるのが飛騨古川まつり会館です。古川祭をハイビジョンの立体映像で再現しています。実物の古川祭屋台の展示や、コンピュータ制御によるからくり人形の実演、祭資料の展示や一位一刀彫、飛騨絵馬の伝統工芸の実演なども行っています。
飛騨古川まつり会館
 国の重要無形文化財の古川祭は4月19、20日に行われます。起し太鼓とともに裸と裸の男がぶつかり合い、春をまちわびたエネルギーが一気に噴き出す勇壮な裸祭りです。この時に飛騨の匠の技術の粋を集めた絢爛豪華な9台の「屋台」が曳き廻され、からくり人形や子供歌舞伎が演じられます。
起し太鼓の里
 起し太鼓会館は養蚕の製糸工場「吉城蚕糸」の敷地にあり、当時の繭蔵を資料館にしたものです。千貫神輿を中心に、世界各地の祭祀に関する民俗資料を展示しています。下呂の狛犬博物館の姉妹館でもあります。
起し太鼓会館
 飛騨の匠文化館は飛騨で育った木材を使い、飛騨の匠の技を受け継ぐ地元の大工たちによって建てられ、釘を1本も使っていない建物です。館内では各種の継ぎ手や木組みの見本展示、千鳥格子などを組んでみることのできる体験コーナーもあります。
飛騨の匠文化館


岐阜県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送