あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
岐阜の旅と歴史
岐阜の旅           飛騨市

常蓮寺
じょうれんじ
 岐阜県飛騨市神岡町吉田
Tel 0578-82-5025


 龍洞山常蓮寺は浄土真宗本願寺派の古刹で、大国寺とともに飛騨で最も古い歴史を持っています。元亨3年(1323)に覚如上人の直弟の願智房覚淳が飛騨国教化のために派遣され、竹林山華蔵寺という天台宗の寺院跡に草庵を構えたのが始まりといわれています。
 承久3年(1231)江馬小四郎輝経が入国の際、太子堂と称したと記されています。3世・善勇の時に浄土真宗に改め、正和年間(1312−1317)に聞名寺と改名しています。江馬氏が三木氏に滅ぼされた際に兵火により伽藍が焼失しましたが、天正18年(1588)に再建しています。
 寛政3年(1791)に9世・了玄の時、本願寺12世・准如より常蓮寺を賜り現寺号を変えています。
 釈迦三尊像は県指定重要文化財、常蓮寺山門は飛騨市指定文化財で、身隠し杉は県天然記念物、お葉つき銀杏は飛騨市天然記念物に指定されています。

太子踊り(県無形民俗文化財)
 太子踊りは例年7月24日、常蓮寺で聖徳太子像が御開帳され、境内で繰り広げられる踊りです。寛永年間(1624−1644)に八尾の聞名寺に太子像が移されましたが、天変地異が多発した為、再び常蓮寺に戻されたそうです。以来300年以上も踊り伝えられており、岐阜の無形民俗文化財に指定されています。
太子踊り

常蓮寺山門(市指定文化財)
 常蓮寺の山門は一間一戸の向唐門で、銅板葺き、外壁は真壁造り板張りです。上層部は間口2間、奥行1間、花頭窓があり、四周は高欄が付けられた楼門形式の門です。独特の造りで、飛騨市の有形文化財に指定されています。
常蓮寺山門

常蓮寺のイチョウ(市指定天然記念物)
 常蓮寺のイチョウはお葉つきイチョウと呼ばれています。このイチョウの木は葉面上にも銀杏がついているのです。飛騨市の天然記念物に指定されています。
常蓮寺のイチョウ


岐阜県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送