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岐阜の旅と歴史
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荒城神社
あらきじんじゃ
岐阜県高山市国府町宮地1405ー1
Tel 0577-72-3111


 荒城神社は飛鳥から奈良時代に勧請された古社です、荒城神社の格式は高く、三代実録によると貞観9年(867)には従五位下に列し、延喜式神名帳には式内社(飛騨国8座)として記載され、古事記にも飛騨國荒城神社の名が見られます。
 歴代領主からも崇敬され鎌倉時代から領主の厚い崇敬を受けたようです。地頭多好方は例祭である鉦打ちを伝え、慶長18年(1613)には当時の領主・金森重頼から幣殿が寄進されています。
 古来より川の神、水の神(河泊大明神)として地域の信仰を集めてきました。室町時代以降は河伯大明神と称されていましたが、文化年間に旧社号の荒城神社に戻しています。
 古くから神仏習合していましたが、明治時代初頭の神仏分離令により、仏教色が排除されました。明治5年(1872)に郷社に列し、明治40年(1907)に神饒幣帛料供進社に指定され、大正15年(1926)に県社に列しています。
 荒城神社本殿は国指定重要文化財、平安時代に造られた随身像2体と、神像は県の重要文化財に指定されています。また獅子頭、鰐口、 面なども県の重要文化財に指定されています。鉦打・獅子舞は県の無形民俗文化財に指定されています。

荒城神社本殿(国重文)
 荒城神社本殿は明徳元年(1390)に建立されています。三間社流造り、こけら葺き、素木造りで、正面・側面三方に縁をつけて勾欄をもたない簡素な構造です。和様・唐様・天竺様を巧みに組み合わせた造りになっています。本殿は明治42年(1909)に国の重要文化財に指定されています。
荒城神社本殿
 荒城神社本殿はまた平成28年(2016)に日本遺産「飛騨匠の技・こころ」の一つとして認定されました。毎年9月7日の秋の例祭には、「荒城神社鉦打・獅子舞」(岐阜県重要無形文化財指定)が行われます。
荒城神社本殿


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