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岐阜の旅と歴史
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国府大仏
こくふだいぶつ
岐阜県高山市国府町木曽垣内588−1


 国府大仏は、高山市の国府にある大仏です。安置される「大仏殿」の寺号は「建正山国分尼寺」です。飛騨国の政庁が高山盆地に置かれる以前には、国府盆地に飛騨の政庁があったという説を裏付けています。
 この大仏は、地元では「木曽垣内のおおぼとけ」といわれています。平安時代の作といわれていますが、天平時代の特徴が垣間見られます。ただし破損のため修復箇所が多く、原型を留めていない箇所もあります。一説には奈良時代の行基作ともいわれています。

木造阿弥陀如来像(国重文)
 国府大仏こと木造阿弥陀如来像の像高は2.01m、仏の顔の長さは0.6m、肩幅は1mで、大仏としては小型です。蓮華座に座した阿弥陀如来像は、いわゆる丈六像といわれるもので、飛騨地方では例のない木造如来像です。
木造阿弥陀如来像
 親指と人差し指で輪をつくり、ひざの上で手を組み、大きい耳たぶが際立っています。胎内から見つかった墨書により、慶応2年(1866)に修理が行われていることが判明しています。奈良時代の行基作ともいわれ、昭和39年(1964)に岐阜県の重要文化財に指定されています。
木造阿弥陀如来像


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