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岐阜の旅と歴史
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松本家住宅
まつもとけじゅうたく
岐阜県高山市上川原町125
Tel 0577-36-5600


 松本家は弘化年間(1844-1848)に高山町に分家し、以来、蝋燭、煉油商を営みました。明治30年代は煙草製造卸、同40年代には金貸業も営み、明治45年(1912)に薬種商原屋三衛門、屋号「原三」の家を譲り受けたそうです。この家が松本家住宅です。
 明治8年(1875)、二之町から出火した火災は三町、寺内町、八幡町、鉄砲町などに広がり千戸以上が焼失しました。桜山八幡宮などの寺院や多くの町家が類焼しましたが、松本家住宅は火災を免れました。市内の町家の中では最も古く、改造があまりされていない貴重な建物です。

松本家住宅主屋、米蔵、漬物蔵(国重文)
 松本家住宅主屋は間口10.8m、梁間14.5m、木造2階建て、切妻造り、平入、鉄板葺き、外壁は真壁造り、正面にはのれんかけを下げるむくり屋根の小庇や2階の連子窓、1階の出格子などがみられ、高山の町家の典型的な外観を示しています。
松本家住宅主屋
 玄関大戸は無双窓の形式になっていて、中桟を動かすと縦の格子戸になります。夕方は大戸を閉めて小さい潜戸から出入りします。主屋、米蔵、漬物蔵ともに昭和46年(1971)に国の重要文化財に指定されています。主屋、米蔵は江戸時代の後期、漬物蔵は文政9年(1826)に建てられています。
松本家住宅主屋


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