あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
岐阜の旅と歴史
岐阜の旅           高山市

宇津江四十八滝
うつえしじゅうはったき
岐阜県高山市国府町宇津江
Tel 0577-72-3948 四十八滝総合案内所


 宇津江四十八滝は宮川(神通川)の支流・宇津江川にあり、複数の滝が存在する渓谷です。岐阜県の天然記念物、全国自然百選、飛騨・美濃紅葉33選、県名水50選などに指定されている県立自然公園です。最上部の滝まで880m、ゆっくり歩いて1時間のハイキングコースで散策できます。
 江戸時代、美濃国の白心(はくしん)法師がこの地で修行して以来、霊場として知られるようになりました。安永8年(1779)に出された赤田臥牛の「打江観瀑記」以降この滝を訪れる人が多くなったそうです。宇津江四十八滝には大蛇と「よそ八」の伝説が残されています。
 孝行息子「よそ八」は川の奥の沼で大蛇に出会い妖気で寝込んでしまいました。大蛇は娘に身を変え、自分の血を使って看護し全快させましたが、そのために力がなくなり天に昇ることができなくなりました。「よそ八」は旅の行者に相談しました。
 行者は不動明王に断食願掛けを行い、21日間の祈祷の末、雷雨をさそい、大蛇は龍になって天に昇っていきました。後にこの話を聞いた弘法大師は、「行者は不動明王の化身。よそ八は四十八、つまり仏法四十八願である」とし、四十八滝と呼ばれるようになったそうです。


岐阜県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送