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岐阜の旅
多治見市
永泉寺
えいせんじ
岐阜県多治見市池田町7丁目3
Tel 0572-22-0892
石堂山永泉寺は聖観音菩薩を本尊とする曹洞宗のお寺です。寺伝によると奈良時代に光明皇后の願いにより、行基が華厳宗のお寺として創建したと伝えられています。可児道場とも呼ばれ繁栄し、無窓国師もひところこの寺に住んだことがあるといわれています。
その後、地蔵院を筆頭として蓮華院、仏光院、明円寺、観音院の5つのお寺ができ、池田五山と称して栄えました。その後、衰微しましたが、蓮華院を現在の場所に移転して再興しました。寛文年間(1661−1673)に永泉寺と改名し、曹洞宗のお寺になりました。
永泉寺の本尊である木造聖観音立像は室町時代初期に制作されたもので像高62cm、総高75cm、大変貴重な事から大正3年(1914)に国の重要文化財に指定されています。また永泉寺の惣門は多治見市の有形文化財に指定されています。
永泉寺惣門(多治見市有形文化財)
永泉寺の惣門は天保14年(1843)に再建されたもので、間口2.7m、奥行1.6m、一間一戸、切妻造り、桟瓦葺きの薬医門です。江戸時代後期の寺院山門建築の遺構として平成26年(2014)に多治見市の有形文化財に指定されています。
永泉寺惣門
永泉寺の銀杏(多治見市天然記念物)
永泉寺境内にある銀杏(イチョウ)は寛永2年(1625)に雲山和尚が開山した際、和尚自ら植樹したと伝えられています。樹高28m、目通り幹周3.86m、枝張27.1mの大木で、昭和47年(1972)に多治見市の天然記念物に指定されています。
永泉寺銀杏
木造聖観音立像(国重文)
永泉寺の本尊である木造聖観音立像は木造、寄木造り玉眼の半金色像です。室町時代初期に制作されたもので像高62.5cm、総高75cmの貴重な像で仏光院の本尊であったと思われます。大正3年(1914)に国の重要文化財に指定されています。この他、愛染明王坐像、千手千眼観世音菩薩立像、 十一面観世音菩薩坐像が多治見市の有形文化財に指定されています。かっての池田五山の仏像が永泉寺に受け継がれています。
木造聖観音立像
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