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岐阜の旅と歴史
岐阜の旅           八百津町

旧八百津発電所
きゅうやおつはつでんしょ
岐阜県加茂郡八百津町八百津1770ー1
Tel 0572-43-3687(八百津町役場内教育委員会)


 旧八百津発電所は明治44年(1911)に、木曽川水系最初の本格的発電所として名古屋電灯株式会社により建設されました。昭和46年(1971)の新丸山発電所(関西電力)の完成を機に、昭和49年(1974)に運転を休止し、63年にわたる発電の歴史に幕を閉じました。
 関西電力は昭和53年に発電所施設を地元八百津町に譲渡し、平成10年(1998)には発電所本館及び放水口発電所が「旧八百津発電所施設」として国の重要文化財に指定されました。また平成17年(2005)には水槽(上部水槽)・余水路・土地が国の重要文化財に追加指定されました。

旧八百津発電所(国指定重要文化財)
 旧八百津発電所は外壁はモルタル仕上げ、内部は白漆喰仕上げ、切妻造りの煉瓦造りの大きな建物です。縦長の上げ下げ窓や上部がアーチ状の開口部、意匠化したパラペットなど当時の洋風建築の要素が取り入れられています。
旧八百津発電所
 当初の設備は米国モルガン・スミス社製水車4台と、ジェネラル・エレクトリック社製の発電機4台が設置され、出力7500kWを発電するもので、当時の日本では有数の発電設備でした。旧八百津発電所は平成10年(1998)に「旧八百津発電所施設」として国の重要文化財に指定されています。
旧八百津発電所

旧放水口発電所(国指定重要文化財)
 旧放水口発電所は電力需要が増加したため大正6年(1917)に、八百津発電所の本館発電所の放水を再利用するために造られました。
 本館発電所は、洪水時の水位上昇を考慮して放水口水位に河水面から7mの余裕を持たせてありました。
旧放水口発電所
 その落差を有効利用するため、放水口にこの小発電所が設けられたのでした。旧放水口発電所は平成10年(1998)に「旧八百津発電所施設」として国の重要文化財に指定されています。
旧放水口発電所


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