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石川の旅と歴史
石川の旅        輪島市

本家上時国家
ほんけかみときくにけ
石川県輪島市町野町南時国13−4
Tel 0768-32-0171


 時国家は、平安時代に隆盛を極めた平氏一門の「平氏に非(あら)ずんば人に非ず」と言い放ったと「平家物語」に伝えられる左大臣平時信の長男、大納言平時忠の末裔にあたる家柄です。
 文治元年(1185)、壇の浦の戦で平家が滅亡し、時忠は義経に囚われの身となりました。三種の神器の帰座という任務を全うしたことにより許され珠洲の浦に落ち延びました。5男の時国は平家であることを捨て、時国を姓として時国家を興し、現在の輪島に移りました。
 時国家は江戸時代には、奥能登で大規模な水田経営や海運業を営む豪農として栄えたそうです。15代長左衛門時秀は十村役を勤め、後に持領が江戸幕府の天領であったところから、大庄屋として苗字帯刀も許され格式を保ってきたそうです。
 母屋は回縁を除いて、間口21.6m(12間半)、奥行き13.5m(7間半)、棟の高さ17.1m(9間半)の茅葺きの入母屋の平屋建です。東本願寺を建てた安幸という大工が天保2年(1831)に28年間を経て完成したもので、国の重要文化財に指定されています。


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