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信州長野の旅と歴史
信州の旅        安曇野市

碌山美術館
ろくざんびじゅつかん
長野県安曇野市穂高5095−1
Tel 0263-82-2094


 碌山美術館は明治に生きた穂高町出身の彫刻家、荻原守衛(碌山)の美術館です。彼の作品と資料を永久に保存し、一般に公開するために昭和33年(1958)4月、29万9100人の力によって、碌山の生地である北アルプスの麓・安曇野に開館しました。
 古いレンガの建物は、教会風で趣があります。桜の咲く今、紅葉もきれいです。静かな雪の季節も魅力的です。四季折々の風景を庭のベンチで過ごすのもいいでしょう。
碌山は、水星の如く登場し東洋のロダンと呼ばれました。将来を嘱望されながら、明治43年(1910)、32才の若さで他界しました。北上虎吉像や女は重要文化財に指定されています。

 新館には高村光太郎、戸張孤雁・中村氏悌次郎の作品も展示されています。赤煉瓦に蔦の絡む建物がそれらの作品を見つめています。
 碌山が残した最後の作品「女」は特に有名です。それは人妻、相馬黒光への熱い思いが伝わってくるようで圧倒される感じです。この作品は、日本近代彫刻の最高傑作といわれています。
 フランスに渡り、ロダンに師事し、これからというときに亡くなるとはさぞ無念であったでしょう。
 碌山と関係の深い優れた一群の芸術家たちの作品も蒐集保存していて、日本近代彫刻を保存しています。


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