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信州長野の旅と歴史
信州の旅        諏訪郡富士見町

乙事諏訪神社
おっことすわじんじゃ
長野県諏訪郡富士見町大字乙事5410
Tel 0266-62-9342 富士見町役場産業課


 富士見町の乙事地区に建つ諏訪神社は、神社建築史上、とても珍しい本殿を持たない神社として建てられました。江戸時代の後期に勧請され、もともとは上社、下社が建立されたそうです。
 太平洋戦争後、上社が焼失したため下社の本殿を上社へ合祀し、本殿を構えるようになりました。本殿の覆屋の前に建つ拝殿と幣殿は諏訪大社上社の幣拝殿だったものです。元和3年(1617)に棟梁・原五左衛門親成によって造られたもので、上社が改築された嘉永2年(1849)に移築されました。
 拝殿は、三方向に縁高欄が設けられ、頭貫、台輪を入れ、実肘木付の三斗としています。桁行、梁間とも1間の向唐破風造りで銅板葺きです。元和3年(1617)に諏訪大社上社の幣拝殿として建立されています。諏訪神社造りという貴重な建築様式をもつ社殿で国の重要文化財に指定されています。
諏訪神社拝殿
 幣殿は拝殿よりも床が一段高くなっており、棟門の前後に縁を張り、左右に脇障子を建てた形式になっています。正面には幣軸付き桟唐戸で、扉には花狭間を入れ、小脇壁、脇障子などに非常に細かく華麗な彫刻を彫り込んでいます。正面1間の切妻造りの銅板葺きで、拝殿と同じ時に造られていて、国の重要文化財に指定されています。
諏訪神社幣殿
 幣殿の背後には、覆屋があり、内部に本殿があります。本殿は1間社、流造り、柿葺き、軒唐破風付で、文政2年(1819)に棟梁・小池佐兵衛泰定によって建てられています。
諏訪神社本殿


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