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信州長野の旅と歴史
信州の旅        伊那市

熱田神社
あつたじんじゃ
長野県伊那市長谷溝口宮之久保1993−1
Tel 0265-98-2009 伊那市長谷教育振興課


 日本武尊命(やまとたけるのみこと)が東夷東征の帰りに甲斐の酒折の宮からこの地に出て、桑の木の下に行宮(あんぐう)を建て、住民の安寧を祈ったそうです。その後、日本武尊を偲んだ住民が尾張国の熱田神宮の分霊を勧請し祀ったのが熱田神社です。
 鳥居をくぐると、右手に手水舎、左手奥には舞宮、そして拝殿の両側に蚕魂神社とおかみ神社の2つの境内社が建っています。本殿は拝殿の後ろにある覆屋の中にあります。

 舞宮は以前拝殿前にあったものを昭和11年(1936)に移築したものです。神前に踊りや芝居などの芸能を奉納する際に使用されました。ここは民衆の文化的な創造活動の舞台でもありました。平成元年(1989)に伊那市の有形文化財に指定されています。
熱田神社舞宮
 熱田神社本殿は宝暦12年(1762)に氏子の浄財で建てられました。桁行3間、梁間3間、入母屋造り、こけら葺きで両側面に軒唐破風が付いています。 棟梁は地元の池上(高見)善八、彫刻は関口文治郎が担当したそうです。
熱田神社本殿
 土台や長押、頭貫、脇障子などのたくさんの部材に素晴らしい彫刻が施されています。木鼻の麒麟や肘木の唐獅子・象・龍、隅木の獏など多くの彫刻が施してあることから伊那の日光東照宮と呼ばれたそうです。茅葺の覆屋とともに国の重要文化財に指定されています。
熱田神社本殿


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