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信州の旅
駒ヶ根市
旧竹村家住宅
きゅうたけむらけじゅうたく
長野県駒ヶ根市赤穂26
Tel 0265-83-5011 竹村家管理事務所
旧竹村家住宅は旧駒ヶ根市役所庁舎である郷土館とともに、駒ヶ根高原の大沼湖畔に建てられています。この住宅は、駒ヶ根市中沢大津渡(おんど)にありましたが、国の重要文化財に指定された後、郷土の文化遺産をよりよく保存するために、駒ヶ根市が譲り受け、昭和43年に移築したものです。
竹村家は江戸時代初期、大田切川のほとり、当時の春日街道に面して家を構えていました。豪農であり、街道の荷物の取次ぎを行なっていたそうです。大水害により駒ヶ根市の中沢に移り住み、幕末まで代々名主を務めていました。
主屋は桁行22.9m、梁間11m、1重、寄棟造り、茅葺きです。建立年代は明らかではありませんが、貞享元年(1684)頃ではないかとみられています。昭和41年(1966)、長屋門及び下便所とともに国の重要文化財に指定されています。
主屋は名主だけに許された式台を備え、外観も堂々とし、東日本の民家としては最大級といわれています。江戸末期になると伊那地方の名主などの家は、板葺きの本棟(ほんむね)造りに変わり、このように大きい茅葺きの家は造られなくなりました。
旧竹村家住宅はこの地方の江戸中期上層農家の典型として、重要な存在です。正面大戸口から入ると広い土間とその上手に板敷の台所があります。土間と台所の間には間仕切もありません。表側には、「下のま」、「上座敷」、裏側には家族の「ねま」などがあります。
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