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信州長野の旅と歴史
信州の旅        長野市松代町

林正寺
りんしょうじ
長野県長野市松代町清野947
Tel 026-278-6542


 林正寺は清野の部落の西端、やや小高い場所にあります。林正寺の本堂は、もとは松代藩2代藩主・真田信政の霊屋として長国寺に万治3年(1660)に建てられたものです。昭和27年(1952)に現在の場所に移されました。
 信政は万治元年( 1658)、父の信之に先立って死去し、同じ年に続いて信之も死去しました。信政の霊屋は、信之の霊屋と同時に建てられ、信之の霊屋とまったく同じ造りになっています。 
 林正寺の本堂は、桁行3間、梁間4間、入母屋造りで、瓦葺きです。内部は漆塗りの上に極彩色で彩られ細かな彫刻や組物が施されています。本堂は県宝に指定されています。
林正寺本堂
 林正寺の表門は本堂と同じ万治3年(1660)に建てられたものです。風格ある四脚門で昭和41年(1966)に県宝に指定されています。
林正寺山門

 「カチューシャ可愛や〜」で知られる松代出身の名女優・松井須磨子の演劇碑が林正寺の中にあります。また、玄関の中のホールには、須磨子の素顔の写真、大理石に須磨子自身が彫った恋歌があります。
松井須磨子演劇碑
 松井須磨子は明治19年(1886)、松代町清野に生まれました。本名は小林正子です。坪内逍遙、島村抱月に師事、日本最初の新劇女優として幾多の波乱に満ちた生涯を送りました。抱月との恋に生き、大正8年(1919)、34才の時、抱月の亡き後を追って自らの命を絶ちました。
松井須磨子演劇碑


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