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信州長野の旅と歴史
信州の旅        長野市鬼無里

松巖寺
しょうがんじ
長野県長野市鬼無里320
Tel 026-256-2061


 松巖寺は鬼女紅葉(もみじ)の守護仏といわれる地蔵尊を祀ってある紅葉ゆかりのお寺です。安和年間(968-969)、平維茂が鬼女紅葉を退治し、その霊を鎮めるために地蔵尊を安置した鬼立山(きりゅうざん)地蔵院がありました。
 慶長3年(1598)松巌芳祝(しょうがんぼうしゅく)禅師が入山して、師の名から松巌寺と改め曹洞宗になりました。徳川幕府は寺領を寄進し、帰依した真田家は高40石の諸役を免じています。
 紅葉はもと官女で、源経基と不義の恋の果て鬼無里に流刑になりました。新倉山の岩屋に移り住み、盗賊の頭になって近隣を荒し回り、鬼女と恐れられましたが、冷泉天皇の勅命を受けた平維茂に打ち取られます。鬼のいなくなった里になったことから鬼無里と呼ばれるようになりました。
 境内地は約2700平方mで、本堂、庫裏、経蔵、観音堂、山門を備えています。本堂の欄間には曹洞宗の開祖・道元禅師の一代記が彫られていて、格天井には見事な花鳥画がはめられています。
 松巌寺の境内には鬼女紅葉の墓といわれる石塔があります。隣には鬼女紅葉家臣の墓も建てられています。
鬼女紅葉の墓


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