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信州長野の旅と歴史
信州の旅        長野市松代町

象山地下壕
ぞうざんちかごう
長野県長野市松代町西条479−11
Tel 026-224-8316 長野市観光課


 象山地下壕は太平洋戦争の末期に軍が本土決戦に備えて各種政府省庁などを移設する為に極秘に建設された地下壕です。昭和19年(1944)11月11日から終戦の日まで当時のお金で2億円と延べ300万人の人よって建設されました。
 最後の拠点として大本営、政府各省を松代に移すという極秘の計画のもと、舞鶴山(現気象庁精密地震観測室)を中心に、象山、皆神山の3カ所で碁盤の目状に、全長約10kmの地下濠が掘られました。全工程の75%の時点で終戦となり、工事は中止されました。
 多くの朝鮮の人々が労働者として強制的に動員され、1日3交替徹夜で工事が進められました。食糧事情が悪く、工法も旧式な人海作戦を強いられ、多くの犠牲者を出したといわれています。地下壕入口にはハングル語と日本語で書かれた慰霊碑が建てられています。 
 舞鶴山(現気象庁精密地震観測室)地下壕は東洋一の地震観測所として使用されています。現在は長野市が管理し、その一部500mの区間が見学コースとして整備され、戦争の歴史を語っています。


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