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信州長野の旅と歴史
信州の旅        長和町

長安寺
ちょうあんじ
長野県小県郡(ちいさがたぐん)長和町長久保1619
Tel 0268-68-3643



 五雲山長安寺は曹洞宗のお寺で、本寺は武石にある信広寺です。元和4年(1618)に依田川辺にあった阿弥陀堂を曹洞宗の道場「宮昌庵」としたのが始まりです。寛永4年(1627)、小諸城主松平憲良が徳川家康の生母「於大の方」の位牌を安置し、久松院と改称しました。
 寛永6年(1629)、依田川の大洪水で寺が流失したため、翌年、憲良が寄進し、現在地に再建され、長安寺と改称しています。明治4年(1871)の火事で本堂など多くの堂宇が焼失しました。本堂などは明治14年(1881)に再建されています。

長安寺経蔵
 長安寺の経蔵は江戸時代末期に建てられたもので、明治4年(1871)の火災で唯一難をのがれた建物です。土蔵平屋建て、切妻造り、平入、桟瓦葺き、外壁は白漆喰仕上げになっています。経蔵の天上は格天井で、地元の狩野派絵師・武重桃堂などにより多くの絵画が描かれています。
長安寺経蔵
 内部にある朱塗りの八角輪蔵は高さ3.5m、幅2.2mで、八角造り回転式で、内部に大般若経600巻が収められています。長安寺の経蔵は昭和53年(1978)に長和町の有形文化財に指定されています。
長安寺経蔵

長安寺本堂
 長安寺の本堂は木造平屋建て、寄棟造り、平入、銅板葺き、外壁は真壁造白漆喰仕上げの建物です。明治4年(1871)の火事で焼失し、明治14年(1881)に再建されています。
長安寺本堂

長安寺山門
 長安寺の山門は切妻造り、桟瓦葺きの、一間一戸の薬医門です。中央に「五雲山」の山号額が掲げられています。長い間再建されませんでしたが、平成15年(2003)檀家の協力で建てられました。
長安寺山門

長安寺銀杏
 長安寺の銀杏は長和町の保存樹木に指定されています。大きな枝を伸ばし、樹齢は300年と推定されています。なお長和町の町木はヤマザクラです。
長安寺銀杏


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