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信州長野の旅と歴史
信州の旅        東筑摩郡麻績村

神明宮
じんめいぐう
長野県東筑摩郡麻績村麻5583
Tel 0263-67-3241


 麻績村にある神明宮は伊勢神宮内宮の御厨鎮護の神社として創建されました。祭神は天照大神です。平安時代末期、この付近は麻績御厨と呼ばれる伊勢神宮の荘園でした。守護神として伊勢神宮内宮より勧請分社されたものです。
 仁科、矢原、会田にある神明宮とともに、麻績の神明宮の歴史は古く、平安時代から存在しました。境内には神楽殿と舞台があります。普通は兼用する場合が多いのですが、神事と娯楽と分けています。
 本殿、仮殿、拝殿、神楽殿、舞台が国の重要文化財に指定されています。老朽化で土台が腐ったり柱が傾いたりと傷みが激しくなっています。平成25年度(2013)から大規模改修に着手する予定になっています。

 天保11年(1840)に建てられた拝殿は石段の上にあります。桁行3間、梁間3間の切妻造りで、正面に格子扉が設けられています。彫刻や色彩などの装飾はなく、とても簡素な造りとなっています。拝殿は国の重要文化財に指定されています。
神明宮拝殿
 神明宮の本殿は拝殿の奥にあり、貞享元年(1684)、 大工の吉村勘之丞によって建てられました。桁行3間、梁間2間、銅板葺きの神明造りです。 背面以外の3面に縁を回し、脇障子が設けられています。本殿は国の重要文化財に指定されています。
神明宮本殿
 本殿の西側にある神明宮の仮殿は、桁行3間、梁間2間、銅板葺きの神明造りで、宝暦10年(1760)に建てられています。素木造りの簡素な建物です。独立して仮殿が建てられているのは長野県内では例がありません。仮殿は国の重要文化財に指定されています。
神明宮仮殿
 神明宮の神楽殿は、元禄11年(1698)に再建された建物です。舞殿として、拝殿の正面にあったものを天明3年(1783)に移築した建物です。神楽殿は国の重要文化財に指定されています。
神明宮神楽殿
 神明宮の二ノ鳥居をくぐってすぐ左手に舞台があります。天明3年(1783)に建立されました。近くには神楽殿も建てられています。神楽殿と舞台が両方あるのは極めて珍しいそうです。舞台は国の重要文化財に指定されています。
神明宮舞台
 神明宮の境内には県天然記念物の千年杉が立っています。樹高43m、樹周(目通り)7.5mで、推定樹齢約1000年とみられています。
神明宮大杉


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