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信州長野の旅と歴史
信州の旅        下伊那郡大鹿村

福徳寺
ふくとくじ
長野県下伊那郡大鹿村大河原上蔵(わぞ)
Tel 0265-39-2100 大鹿村教育委員会


 医王山福徳寺の本堂は、長野県内最古の木造建築で、田んぼの中に本堂だけがポツリと建っています。平治2年(1160)に建立と仏像の台座に墨書きがありましたが、建立した施主も不明であることから鎌倉時代の建築物とみられています。
 本堂は阿弥陀堂形式で、桁行3間、梁間3間、一重入母屋造り、こけら葺きの簡素な建物です。ゆるやかな曲線の屋根や、正面両脇と側面の独特な形式の片引戸は趣が感じられます。福徳寺の本堂は昭和25年(1950)、国の重要文化財に指定されています。
 堂内には阿弥陀如来像、薬師如来像、毘沙門天、観世音菩薩の4体の仏像が安置されています。福徳寺本堂の扉を昼間に開けると災害が起こると信じられており、天保10年(1839)に老中・水野忠邦が浜松へ移設しようとしましたが村民に反対され断念したという歴史があります。


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