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信州の旅
佐久市
望月宿
もちづきじゅく
長野県佐久市望月
Tel 0267-53-3111 佐久市観光協会望月支部
望月は平安時代、朝廷に馬を献上した全国32の牧のうち、信濃の国16の牧の筆頭に数えられていました。「駒牽の儀」が毎年旧歴の8月15日の夜に行なわれたことから、望月(満月)の地名が生まれたといわれています。
望月宿は中山道69次の25番目。本陣・脇本陣、問屋が置かれ、文化元年(1804)には29軒の旅篭が軒をつらねて繁栄していました。かつての望月宿本陣跡に建つ歴史民族資料館のかいわいは、今も宿場情緒が漂います。
旅篭と問屋を兼ねた出桁造りの真山家(さなやまけ)、京風の格子戸の面影をのこす脇本陣鷹野家、土蔵作りの家並などがところどころに残されています。
望月町の人々の歴史は、今から1万5千年前にさかのぼることができ、縄文時代から室町時代までの多くの遺跡の発掘調査が実施されて、多数の遺物が出土しています。歴史民族資料館には縄文時代の出土品や望月の駒の歴史、中仙道望月宿の往時を物語る貴重な資料などを展示しています。
歴史民俗資料館
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