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信州長野の旅と歴史
信州の旅        下諏訪町

来迎寺
らいこうじ
長野県諏訪郡下諏訪町3454
Tel 0266-27-8234


 引接山来迎寺は浄土宗知恩院派のお寺です。来迎寺は諏訪大社下社の祭祀を司る大祝(おおほうり)金刺氏の一族である諏訪右衛門尉が開基し、天文10年(1541)に栄海上人が中興開山しています。江戸時代に増上寺22世の位産和尚がここで得度したと伝えられています。
 この寺には和泉式部の幼少の頃の逸話と、その守り本尊で最明寺入道北条時頼が運んできたと伝えられる銕焼地蔵尊が残されています。毎年4月の中旬にはご開帳供養が行われるそうです。

和泉式部歌碑
 境内には「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな」という和泉式部歌碑が建てられています。昔、顔に傷を負わされた少女が泣きながら地蔵尊に話すと、地蔵尊の顔に傷が移り、少女の顔は元通りになったそうです。都にまで噂になり、養女に出た少女は和泉式部になったそうです。
和泉式部歌碑

銕焼地蔵尊
 最明寺入道(5代執権北条時頼)の霊夢に地蔵尊の化身が現われ、式部縁の来迎寺に安置してほしいとの御告げがあり、守り本尊である地蔵尊を自ら持参したのが銕焼(かなやき)地蔵尊と呼ばれているものです。
銕焼地蔵尊

銕焼地尊堂
 銕焼地蔵尊が安置されているのが銕焼地尊堂です。間口3間、奥行3間の宝形造り、銅板葺きで、享保16年(1731)に建てられています。厨子に安置されている秘仏の銕焼地蔵尊は総高67.5cm、像高29.5cmで、昭和50年(1975)に下諏訪町の有形文化財に指定されています。
銕焼地尊堂


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