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信州長野の旅と歴史
信州の旅        諏訪市

教念寺
きょうねんじ
長野県諏訪市小和田6−4
Tel 0266-52-0978


 源海山教念寺は浄土宗知恩院の末寺です。室町時代後期の永正年間(1504-1524)に教譽淨念が一宇を設けたのが始まりです。元亀2年(1571)に一袋上人が浄土宗のお寺として開山しました。
 高島城築城後、現在地に移され、江戸時代には関東18談林の一つに選ばれたそうです。学問所として多くの僧侶が修行に訪れたようです。本尊・阿弥陀如来のほか諏訪湖湖畔七福神の弁財天なども安置されています。
 鎌倉時代末期に造られ享和元年(1801)に教念寺17世卓門上人が伊勢宝積院の義音上人から譲られたという国指定重要文化財の「絹本著色羅漢像」をはじめ、諏訪市指定有形文化財の「観経変相曼陀羅」、「金銅善光寺仏脇士仏」、「阿弥陀如来来迎図」、「紙本著色当麻曼陀羅図」などを所蔵しています。

教念寺本堂
 教念寺の本堂は天保年間(1830-1844)に焼失し、弘化年間(1844-1847)に立川流四代目・和四郎冨惇が棟梁になり再建された建物です。間口3間、奥行3間、入母屋造り、平入、銅瓦葺きで正面に向拝が付いています。中尊阿弥陀如来像、脇侍勢至菩薩像、観音菩薩像、百体観音などが安置されています。
教念寺本堂

教念寺山門
 教念寺の山門は入母屋造り、銅板葺きの三間一戸、八脚楼門です。明治時代に建てられたもので、外壁は真壁造り板張り、上層部に高欄が付けられています。初代立川和四郎冨棟が制作したという「源海山」の山号額が掲げられています。
教念寺山門

教念寺経堂
 教念寺の経堂は文政9年(1826)に建てられています。宝形造り、土蔵白漆喰仕上げ、銅板葺きの建物です。内部には六角経蔵が収められています。
教念寺経堂


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