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信州長野の旅と歴史
信州の旅        須坂市

米子大瀑布
よなごだいばくふ
長野県須坂市米子
Tel 026-248-9005 須坂市役所産業振興部 商業観光課


 米子大瀑布は四阿山、根子岳の北西側にあります。滝の近くには「米子不動尊奥の院」があります。日本3大不動尊の1つで、正式には瀧山不動尊です。弘仁年間(810-823)に空海が東国巡錫の際に滞在したと伝えられています。
 崖の高さは約85mありそこから水が流れ落ちるさまは圧巻です。その様子は雄大で日本の滝100選に選ばれています。長野県内では、他に安曇村の「三本滝」、南木曽町の「田立の滝」が選ばれています。
 米子大瀑布は権現滝と不動滝という二つの滝からなりたっています。いずれも直瀑で、落差は権現滝が75m、不動滝が85mあります。これだけの落差の滝が2つ並ぶ眺望は日本国内ではあまり聞いたことはありません。権現滝は滝の幅5mで水量が多く真っ直ぐな直瀑です。轟音とともに豪快に落ちる男性的な滝です。
権現滝
 不動滝は柔らかなシルクの布を扇状に広げて幾重にも落としたような霧状の滝です。水量が少なく霧状に流れる落ちる姿が女性的です。最近では「恋人滝」ともいわれています。
不動滝
 米子大瀑布の水は周辺の渓流を合流させ、須坂市内を北西へと流れ、千曲川(新潟県に入ると信濃川になります)に注いでいます。
 根子岳、四阿山(あずまやさん)、奇妙山に囲まれ平安時代より米子不動を中心とした山岳信仰が盛んだったといいます。戦争中は米子硫黄鉱山があり大勢の人が働いていたといいます。現在は跡地が寂しげに残っています。


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