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信州長野の旅と歴史
信州の旅        下伊那郡泰阜村

諏訪社(金野諏訪社)
すわしゃ(きんのすわしゃ)
長野県下伊那郡泰阜村字家ノ上566
Tel 0260-26-2111 泰阜村振興課


 諏訪社は旧金野村にあり、この地域の産土神です。武田氏の武士団・前沢若狭守が武運長久と子孫繁栄を祈願するために創建したと伝えられています。諏訪社本殿と、若宮八幡宮本殿の2社を祀っています。
 覆屋の中に建つ2つの社殿は、向かって左側が板葺き、一間社流造りの諏訪社本殿です。右側が若宮八幡宮で、板葺き、2間社流造りとなっています。ここには元亀4年(1573)の棟札が残されています。2社とも形式手法が酷似していることから、同じ室町時代の建築とみられます。
 2社殿とも柱は全て角柱で、頭貫や身捨組物を使用していません。装飾も少なく簡素な造りとなっています。縁を設けず、棚板と浜床を構える形式にも特色があり、この地方の鎮守社の姿を示しています。
 全体に風蝕がなく、保存状態が良好で、室町時代の神社2社がそろって残されている価値は高く、諏訪社本殿、若宮八幡社本殿は覆屋附けで国の重要文化財に指定されています。


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