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新潟の旅と歴史
新潟の旅           新潟市南区

旧笹川家住宅
きゅうささがわけじゅうたく
新潟県新潟市南区味方216
TEL 025-372-3006


 旧笹川家住宅は新潟市街地と三条市の中間ぐらいに位置し、旧味方村にある大型民家です。笹川家は安土桃山時代に信州からこの地に移住したといわれ、14代にわたり300年以上続いた家柄です。囲に堀、土手をめぐらした1万4000平方mという広大な土地に500坪の大屋敷があります。
 大庄屋の格式をよく示している役宅と、対象的に風雅な意匠が見られる居室からなっています。江戸時代には、村上藩の支配下にあった味方、白根、板井、木場、黒鳥、北場、亀貝、小新の味方組8か村を統括する大庄屋を代々務めました。約8千石の録高でした。
 大庄屋は、村々の庄屋を統治し、年貢の取り立てや命令の伝達、治安、警察、裁判の権利などを与えられていました。大庄屋制は徳川封建時代の制度で、主として戦国時代の郷士が当てられました。笹川家は、河川改修や用排水路の開削にも尽力し、水害の多かったこの地域での新田開発に貢献したそうです。
 初代当主は武田治右衛門源義勝です。川中島の戦いの後、信州飯山のふもと笹川村からここへ移住し、改姓したといわれています。慶安2年(1649)に3代目の彦左衛門源信秀は大庄屋に任命されました。
 文政2年(1819)に主屋などが焼失し、文政9年(1826)に再建し、現在に至っています。その後、明治維新までの約2百年間、笹川氏が9代にわたって大庄屋を世襲しました。維新後も大地主として君臨し、役宅はそのまま邸宅となりました。
 昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されました。昭和45年(1970)笹川氏が横浜へ居を移すのを機に土地家屋を売却し、旧味方村の管理となり、一般公開されました。俳人高浜虚子が「椎落葉掃き悠久の人住めり」と讃えた歴史ある遺構を見ることができるようになったのです。
 主屋(表座敷及び台所)、居室部、表門、文庫、雑蔵、奥土蔵は昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定され、 米蔵、飯米蔵、三戸前口土蔵、井戸小屋、外便所、土地(堀、土塁、板塀、裏門、庭塀を含む)は昭和53年(1978)に追加指定されました。

 旧笹川家の表門はかや葺きの長屋門です。北側には番屋があります。桁行6.7m、梁間3.4m、切妻造りで、天正年間(1573-1591)に建てられたといわれています。南方方向へ7.3mの屋根塀、北方方向へ11.5mの屋根塀が続いています。屋根塀はどちらも桟瓦葺きです。昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家表門
 庄屋の役宅にあたる旧笹川家の主屋の表座敷及び台所は村松の小黒杢右衛門が棟梁となり、文政9年(1826)に上棟されています。桁行34.3m、梁間17.6m、寄棟造り、銅板葺きです。起り破風(むくりはふ)を構えた正面玄関、屋内の欄間の造り、重々しい帯戸などに武家屋敷を思わせるものがあります。
旧笹川家主屋表屋敷
 旧笹川家の居室部は小黒杢右衛門により、文政4年(1821)に上棟されています。笹川家の居住空間として使用されていた部分で、西側の2階建部分は、大正元年(1912)に増築されています。廊下で役宅と結ばれていて、京風にデザインされた居室が並んでいます。主屋は昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家主屋居室部
 旧笹川家の井戸小屋は明治期に建てられたものです。桁行4.1m、梁間2.7m、切妻造り、桟瓦葺きです。昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家井戸小屋
 旧笹川家の奥土蔵は桁行10・1m、梁間5.4m、2階建、切妻造り、土蔵造り、桟瓦葺きです。主屋の奥にある土蔵で、寝具などの保管に使用されていたようです。昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家奥土蔵
 旧笹川家の雑蔵は江戸後期に建てられた土蔵です。桁行14.5m、梁間5.5m、切妻造り、桟瓦葺きで、昭和29年(1954)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家雑蔵
 旧笹川家の飯米蔵は江戸末期に建てられた土蔵です。笹川家で食用とするための米が収納されていました。土蔵造りで、桁行6.4m、梁間4.5m、切妻造り、桟瓦葺きです。昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家飯米蔵
 旧笹川家の米蔵は慶応3年(1867)に建てられた土蔵です。藩に納めるための年貢米を保管していました。土蔵造りで、桁行21.8m、梁間6.4m、切妻造り、桟瓦葺きです。昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家米蔵
 旧笹川家の三戸前口土蔵は文政3年(1820)に建てられた土蔵です。入口が3つあり、内部は東倉・中倉・西倉に分かれています。家財などの収納に使用されていました。土蔵造りで、桁行19.6m、梁間6.2m、2階建、切妻造り段違、桟瓦葺きです。昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されています。
旧笹川家三戸前口土蔵
 旧笹川家の宅地、墳墓地、14252.24平方mも昭和53年(1978)に国の重要文化財に指定されました。周囲の堀・土塁・板塀・裏門・庭塀も含んでいます。
旧笹川家庭園


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