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新潟の旅と歴史
新潟の旅    上越市

春日山城
かすがやまじょう
新潟県上越市中屋敷
Tel 025-545-9269


 春日山城は標高180mの鉢ヶ峯に築かれた山城です。現在、建物は残っていませんが、今も空堀や郭跡、大井戸、土塁などが残り、典型的な山城の姿をとどめています。
 頂上付近は公園となっていて、高田平野や日本海に浮かぶ佐渡ケ島、 妙高山など美しい山々を展望できます。
 春日山城の創築は不明ですが、守護上杉氏が「詰めの城」として築き、守護代の長尾氏が代々在城していました。景虎(謙信)は19歳で家督を継ぎ春日山城に入城、春日山城を強化しました。
 天文19年(1550)に守護家の上杉氏が滅亡し、その翌年には北条氏の追放された関東管領の上杉憲政を城に迎え入れました。その後上杉姓を譲られて上杉謙信と改めました。
 謙信の死後に家督を継いだ上杉景勝は20年在城後会津へ転封となり、その後に入った堀氏は新たに平城の福島城を築城したため春日山城は廃城となりました。
 春日神社は春日山城築城前は山頂にあって、築城のとき鬼門鎮護の社として移したものです。春日山城の名前はこの神社に由来しているのです。
 上杉謙信は川中島で武田信玄とにらみ合うなど、生涯に70回もの合戦を重ねましたが、領土的野心から自ら戦いを仕掛けたことは一度もなかったといいます。仏の道に生き49歳の若さで他界した戦国武将謙信は降伏する者には慈悲の心を持って迎えたといいます。


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