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静岡の旅と歴史
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人穴富士講遺跡
ひとあなふじこういせき
静岡県富士宮市人穴206


 人穴富士講遺跡は富士宮市人穴にある富士講に関わる史跡群です。人穴は富士山の噴火でできた風穴(溶岩洞穴)の一つで地名にもなっています。富士講の開祖とされる長谷川角行(はせがわかくぎょう)は16世紀末から17世紀にかけてこの地の人穴で修行を行いました。
 千日に及ぶ修行の末に悟りを開いたといわれ、その後、入滅したことから富士講の浄土(浄土門)となっていきました。以来、富士講の聖地となり、信者達が富士山の登山前後に訪れる聖地となりました。主洞は入洞禁止ですが、江戸時代の祠と碑塔、石仏などが安置されているようです。
 洞窟の周囲には供養碑や顕彰碑、登拝記念碑がたくさん建てられています。人穴を管理していた大日堂は廃寺となり、昭和29年(1954)に人穴浅間神社が復興建立されています。富士宮市指定史跡で、平成25年(1950) に「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されました。


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