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静岡の旅と歴史
静岡の旅       伊東市

城ヶ崎海岸
じょうがさきかいがん
静岡県伊東市富戸
Tel 0557-37-6105 伊東観光協会


 城ヶ崎海岸は、伊東市街の南、富戸から八幡野にかけて連なる9kmのリアス式海岸です。大室山が約4000年前に噴火したとき溶岩が海に流れ出し、海の侵食作用で削られてできた雄大な出入りの激しい溶岩岩石海岸です。
 溶岩が波に浸食されて数十メートルの断崖を形成し、海岸には80ヵ所あまりの岬と20あまりの岩礁が点在しています。
 海岸線には絶壁が連なり、幾重にもふところ深く入り組んだ岩礁、岬から岬へと続く眺めはまさに壮観です。
 原生林の続く台地には日本一のヤマモモ群生地があるほか、ヒメユズリハの群生地やノウサギ、岩ツバメなどの動植物をみることもできます。
 門脇崎灯台や絶景の海のつり橋、門脇吊橋(城ヶ埼吊り橋)が人気です。海上からは断崖絶壁が見物できる遊覧船が就航しています。
 城ヶ崎遊覧船は富戸(ふと)港からを出航します。この漁港には定置網漁の船が並んでいます。またここは海の水が澄んでいて気候も温暖なことからダイビングスポットとしても有名で、一年中ダイバーでにぎわっています。
 遊覧船では城ヶ崎沖の回遊ルートで約30分のクルージングが楽しめます。夏には海上花火遊覧コースなどもあるそうです。


門脇埼灯台
 門脇埼灯台は、城ヶ崎の門脇埼に立つ、展望台を兼ねた白亜六角形の灯台です。この灯台は昭和35年(1960)3月に建設されましたが、平成7年(1995)5月に展望台付きの灯台に改築されています。
門脇埼灯台
 灯台は地上24.9mの高さですが、地上17mのところに収容人員30名の第一展望台が設置され、地上4mの所に収容人員60名の第2展望台があります。晴れた日には、遠く伊豆七島や天城連山を望むことができます。
門脇埼灯台

門脇吊橋
 門脇吊橋(城ヶ埼吊り橋)は半四郎落しと門脇埼の切り立った岩場に架けられています。昭和43年(1968)3月に完成され、長さは48m、高さは23mで、断崖絶壁のスリルを味わうことができます。半四郎落しとは半四郎という人が、あっという間に海に落ちてしまった所です。
門脇吊橋
 半四郎落とし物語という伝説があります。昔 ここ城ヶ崎にほど近い富戸村に、半四郎とおよしという仲の良い夫婦がいました。ある日、半四郎は一人で海へドジ草(漆喰壁に使う海草)を採りに出かけました。
門脇吊橋
 かごいっぱいのドジ草を背負い、足場で休んでから家に帰ろうと疲れた腰を伸ばした瞬間、背中のドジ草の重みに引かれて、あっという間に海に落ちてしまったそうです。知らせを聞いたおよしはたいそう悲しみ、ここへ来ては立ち尽くし涙を流す日が続いたそうです。
門脇吊橋
 そして城ヶ崎一帯には、秋になると飛び散ったおよしの涙にも似た磯菊の花が可憐な姿を見せるようになりました。そしていつの頃か村人達はここを「半四郎落し」と呼ぶようになったということです。
門脇吊橋

城ヶ崎ブルースの碑
 城ヶ崎海岸には城ヶ崎ブルースの碑が建てられています。また第2弾の雨の城ヶ崎の歌碑も建てられています。昭和61(1986)年新曲発表のイベントと歌碑除幕式が作詞家の星野哲郎を招き、催されたそうです。
城ヶ崎ブルースの碑



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