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静岡の旅と歴史
静岡の旅       牧之原市

大鐘家住宅
おおがねけじゅうたく
静岡県牧之原市片浜1032
Tel 0548-52-4277



 大鐘家住宅は牧之原市(旧榛原郡相良町)の片浜に建てられています。大鐘家は武家の出で、大鐘家7代目大鐘藤八郎貞綱は、福井の丸岡城の城代家老でもあった家柄です。貞綱は柴田、豊臣、徳川に仕え、慶長2年(1597)、この地に移り、旗本として3千石を領したそうです。
 江戸中期の18世紀初めに帰農して、大庄屋となり、大鐘屋館を築きました。その後も大鐘家は代々庄屋を務めました。約1万坪の敷地には国指定重要文化財の主屋、長屋門があり、庭園には、アジサイ、花菖蒲、芙蓉などが植えられています。


鐘家住宅主屋(国重文)
 鐘家住宅の主屋は間口19.2m、奥行12.9m、木造平屋建て、切妻造り、桟瓦葺きの建物で、4面に庇がつけられています。屋根はもとは茅葺きでした。江戸時代中期の元禄から寛政年間(1701-1800)頃の建物と考えられています。昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。
鐘家住宅主屋
 太い梁と2本の大黒柱に支えられた重厚な造りで、間取りは復原すると大きな部屋の四間取りとなり、静岡県西部の基本型を良く示し、県内では最も古いものです。外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押えです。この地方の豪農建築では最古の建物です。
鐘家住宅主屋

鐘家住宅長屋門(国重文)
 鐘家住宅の長屋門は江戸時代後期の天明元年(1781)に建てられています。間口11.8m、奥行4.3m、木造平屋建て、寄棟造り、茅葺きです。外壁は大壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押えです。内部は向って左側が番人部屋、右側が前蔵となっていました。昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。
鐘家住宅長屋門


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