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静岡の旅と歴史
静岡の旅       静岡市清水区

興津坐漁荘
おきつざぎょそう
静岡県静岡市清水区興津清見寺町115
Tel 054-369-2221


 坐漁荘は、明治の元老・西園寺公望公爵が70歳の大正8年(1919)に興津に建てた別邸です。中国の周の文王が「茅に坐して漁していた」呂尚(太公望)を手厚く迎え軍師にしたという中国故事から、子爵渡辺千冬が命名したそうです。
 居間からは伊豆天城の連峰が見え、目前には三保の松原が見渡せたそうです。のんびり釣りどころか「興津詣で」といわれるように政府の要人が押しかけたようです。公望はここ坐漁荘で昭和15年(1940)に亡くなっています。
 傷みが激しくなった坐漁荘は、昭和43年(1968)に取り壊され、2年後に愛知県犬山市の明治村に移築され、国の登録文化財になっています。平成16年(2004)、ここ興津にも残された図面を基に忠実に復元されたこの坐漁荘が蘇りました。


坐漁荘主屋
 坐漁荘の主屋は、木造平屋一部2階建で、間口20.4m、奥行17.2m、建築面積は219.13平方mの建物です。京風数寄屋造りで、良材と精緻な技術が駆使されています。竹材を使った独創的な意匠、襖や天井などの構成にも創意が感じられます。
坐漁荘主屋


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