あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
富山の旅と歴史
富山の旅           氷見市

蓮乗寺
れんじょうじ
富山県氷見市朝日本町4-23
0766-72-0856


 蓮乗寺は日蓮宗のお寺です。鎌倉時代末期の嘉暦2年(1327)、妙典院日暹(にっせん)が越中において開いた最初の日蓮宗のお寺です。日暹は能登国石動山天平寺の学僧でしたが越後で摩訶一卵の門に入りました。
 お寺は当初は稲積にありましたが、のちに現在地に移っています。元亀・天正の争乱の時の兵火により焼失し、寛永年間(1624-1644)の大火で堂宇、寺宝などを焼失しています。その後、本堂などが再興され今日に及んでいます。

蓮乗寺梵鐘(氷見市指定文化財)
 蓮乗寺の梵鐘は高さ124cm、径75cmで、寛永16年(1639)に鋳造されています。氷見市では最古の鐘で、富山金屋の鋳物師・藤原朝臣河辺五兵衛尉家政の手によるものです。高岡市伏木の勝興寺の梵鐘も彼の作品です。昭和54年(1979)に氷見市指定文化財に指定されています。
蓮乗寺梵鐘

木造日蓮上人坐像(氷見市指定文化財)
 寺宝である木造日蓮上人坐像は像高22.5cm、膝幅20.8cm、顔長8cmの寄木造りです。玉眼、頭部ははめ込み式で両耳の後ろに継いであります。後背面の衣には彩色が残されています。内部に室町時代の永正5年(1508)の銘があり貴重な仏像であることから平成2年(1990)に氷見市の有形文化財(彫刻)に指定されています。
木造日蓮上人坐像


 富山県トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送