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富山の旅
南砺市
岩瀬家住宅
いわせけじゅうたく
富山県南砺市西赤尾町857−1
Tel 0763-67-3338
岩瀬家住宅は現存する合掌造りでは最大級の規模の建物です。この地は五箇山と呼ばれ、かつて加賀藩が治めた越中と天領飛騨との境界付近です。一帯には、相倉、菅沼、白川郷の合掌造り集落があり、ユネスコの世界文化遺産に指定されています。
建物は桁行23.9m、梁間13m、1重4階、切妻造り、茅葺きです。建築したのは、氷見の大工又三郎であると伝えられています。手と手を合わせたような急勾配の屋根の形は合掌造りといわれ、豪雪地帯のこの地で雪を落としやすくし、屋内を幾階にもわけて活用できました。内部は、総ケヤキ造りの準5階建てで、3階から上は養蚕の蚕の飼育場として活用されました。
この建物は江戸時代後期に加賀藩の塩硝上煮役である藤井長右エ門によって8年の歳月をかけて建てられました。江戸時代末期に藤井家は絶え、岩瀬家が所有するようになりました。
1尺角(30cm)の大黒柱、24畳の出居(応接間)の床板などには当時武士階級以外には許されなかったケヤキ材が使われています。1階には、加賀藩の巡視役人が宿泊した書院の間などもあります。岩瀬家住宅は昭和33年(1958)に国の重要文化財に指定されています。
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