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富山の旅と歴史
富山の旅           南砺市

旧富山県立農学校本館(厳浄閣)
きゅうとやまけんりつのうがっこうほんかん(がんじょうかく)
富山県南砺市苗島(なわしま)453
0763-22-2014(富山県立南砺福野高等学校)


 富山県立南砺福野高等学校は富山県簡易農学校として、明治27年(1894)に発足しました。権正寺の島巌氏が遺言で農学校建設を願って家財全部を時の石川県令(県知事)に寄付したことから始まりました。昭和43年(1968)、移築と修復工事を終えた旧本館は、時の吉田知事により巖浄閣と命名されました。

旧富山県立農学校本館(国重文)
 旧富山県立農学校本館は福野高等学校入口の右手に残されています。明治36年(1903)に建てられた木造2階建て、寄棟造り、桟瓦葺きで、建築面積は333.3uの和洋折衷の建物です。設計施工は砺波市太田出身の藤井助之丞が手懸けています。
旧富山県立農学校本館
 コロニアル様式という木造下見板張りペンキ塗り、縦長の上げ下げ窓の西洋建築のデザインを基本としています。正面屋根中央部に半円形屋根の特徴ある塔屋が付いています。ポーチの上の窓はギリシャ風の飾り窓になっています。
旧富山県立農学校本館
  建物の床は高く、玄関の開き扉の上は、半円形の欄間となっています。明治42年(1909)には皇太子(後の大正天皇)の御座所としても利用されました。昭和62年(1987)「富山県の建築百選」に選定され、平成9年(1997)には国の重要文化財に指定されています。
旧富山県立農学校本館


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